風邪に効く生姜湯の作り方

風邪を引いたときに、生姜湯を飲む習慣がある人は多いでしょう。その証拠に、冬場になるとドラッグストアなどに生姜湯系の飲用製品が並びます。

 

生姜湯は自宅でも簡単に作ることができ、アレンジも可能ですから、自分好みの加減で手作りしてみてはいかがでしょうか。

 

風邪の諸症状

 

ひと口に風邪といっても、のどが痛む、咳が出る、発熱、頭痛、悪寒、吐き気などのいろいろな症状があります。それらの全てが出てくる人もいれば、いくつかの症状だけでおさまる人もいます。そのときどきで程度も症状も違って当然で、症状によって対策も変えるのが効果的です。

 

例えば、のどが痛むのは病原菌が体内に入り込もうとしているのを免疫が防ごうと戦っているためですが、乾いたところを好む病原菌を封じ込めるにはのどをうるおわせるのが効果的です。

 

悪寒がして発熱するのは、体が冷えて免疫力が働かなくなり体力が弱ってくるのを防ぐために、自ら熱を発して体を温めようとしているからです。こうした様々な風邪の症状をしずめてくれる効果が、生姜にはあります。

 

生姜が風邪にいいわけ

 

生姜に含まれるジンゲロールという成分は辛味をもたらす成分なのですが、これには体の末端を温めて解熱するという作用があります。

 

ただ、ジンゲロールの作用は体の中心部は冷やしてしまうという働きを持っているため、体の中心部も温めるショウガオールという成分の力も発揮させる必要があります。

 

末端まで血液を届かせるためには、体は中心部の熱を外に出そうとします。すると中心部の熱が下がるため、後からまた体が冷えてきます。そんなとき、体の芯から温めてくれるショウガオールを一緒にとっておくと、解熱もしながら悪寒をとる効果となるのです。

 

この作用を発揮させるためには、生姜を温めてジンゲロールをショウガオールに変えることが必要です。まずは生姜を蒸してから乾燥させると、ジンゲロールがショウガオールに変わってショウガオールの量が倍増します。これをはちみつ漬けにしておくと、好きなときにいつでも生姜湯や生姜紅茶として利用することができます。