免疫力を高める生姜

風邪の季節や花粉症をはじめとしたアレルギーの話題が出るとき、免疫力を高める効果がある食材が注目されます。

 

近年ではヨーグルトの話題がつきませんが、これはヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内の環境を整えてくれる働きを持っているから。

 

ではなぜ、腸内環境を整えるのが免疫力を高めることにつながるのでしょうか。それは、生姜にも関係する話なのです。

 

なぜ免疫力が下がるのか

 

人間はもともと、体を守るために免疫力を備えています。しかしなぜか免疫力が下がってしまうのは、日々の生活習慣や食生活を怠り、粗悪な環境にさらされたままにしているからでしょう。

 

免疫細胞は寒さに弱く、体温が低い人は免疫が活性化しにくくなります。風邪のウイルスなどは乾燥した空気を好むため、冬の乾いた季節は独壇場。そんな時期に免疫力が働きにくくなっている人は、風邪などのウイルスや細菌に負けてしまいがちなのです。

 

免疫細胞は全身に散らばっていますが、特に多いのが腸の付近だといいます。そのため、腸内を活性化させると免疫も刺激されて、免疫力が高まると考えられているのです。

 

ヨーグルトが免疫力を高めるのにいいとされているのはこのためで、生姜にも解毒や便秘解消の作用があることを考えれば、やはり免疫力アップにつなげられそうだとわかります。また、生姜には体を温めて代謝をよくする作用があるため、体温が低いと働きが鈍くなる免疫細胞を活気づけてくれます。

 

生姜の食欲増進作用

 

実はもうひとつ、生姜が免疫力を高めるのにいい理由があります。それは、食欲をわかせる香りの成分が、唾液の分泌に役立つということです。

 

人は緊張すると唾液の分泌率が低くなり、これが粘液の一種である唾液で病原菌をブロックする作用を落とすことにつなげてしまいます。

 

しっかり食事をしていれば唾液も分泌されて病原菌に強い体になれるのですが、どうしても食欲がわかないというときには生姜湯などを飲んで唾液をよく出すようにするといいでしょう。